もも7個300円
サウナにハマった。
近所に銭湯があるんだけど、そこの銭湯は入浴料460円にプラス料金300円でサウナに入れる。
それぞれパターンがあると思うけど、自分は最初に椅子と桶を取り、シャワーで身体の汗と汚れを洗い流す。
シャワーを浴びないで湯船に入る人がたまにいるけど、周りの人からしたら迷惑なのでやめてほしい。
軽く身体が温まってきたらサウナに入る。
ここのサウナは12分時計が置いてあるんだけど、12分も入ってられないのでいつも6〜8分ぐらいで出る。
他の人が入ってるとなんとなく我慢比べの雰囲気になって「あの人よりより長く入ってやろう」と思いがちだけど、人それぞれの限度があるので無理しない方が良い。
大学の頃、合宿で泊まった民宿で仲の良いやつと「どっちが長く湯船に浸かっていられるか」という我慢比べをしたことがあるんだけど、2人とも負けず嫌いなので我慢し続けて2人とも脱水症状になり死にかけたことがある。
その時は、2人とも命の危険を感じ、せーので一緒に出れば敗者は生まれないとして、同時に湯船から這い上がった。
脱水症状になると身体が動かなくなり頭がガンガン痛くなる。
その後、2時間ぐらい意識朦朧として畳の部屋で突っ伏し、合宿ならではの楽しい時間を過ごすことができなかった。
銭湯でその状態になると救急車を呼ばれるので、無理しないことが大事なのだ。
あとサウナ自体にも調子があるらしく、サウナがノッてる時は室内温度が110度を超えてくる。逆に調子が悪い時は室温は100度ぐらいに落ち着く。
人間も季節の変わり目などに調子を落としがちだがサウナも同じなのだ。
110度を超えてる時に無理をすると命取りになるので、その日の温度を確認することも重要なのだ。
サウナを出た後、目の前に水風呂がある。
水風呂がない銭湯もあるらしいけど、サウナと水風呂はセットであるべきだと思う。
水風呂があるか無いかでサウナの価値が大きく変わる。
桶で水をすくい、サウナでかいた汗を洗い流してから、水風呂に入る。
この時も注意が必要なんだけど、サウナでかいた汗を流すことなく水風呂に入ると汗の成分が水風呂と混ざり他の人に迷惑なので、必ず汗を流してから水風呂に入る。
サウナで拡張された血管が冷水で閉まり心臓が鼓動を打つ。血管の中を流れる血が全身をグルグル巡る。
この感覚は長距離走を走ってる時に似てる。
命の鼓動を感じることができる。
水風呂を出たあとは少し休憩を入れる。
立て続けにサウナに入るのは良くないらしい。
これを自分の場合は2-3セットする。
他の人は5セットとかやるらしいけど、競っているわけではないので自分の範囲で楽しめればそれで良い。
2-3セット終わってから湯船に浸かり、最後に身体を洗って出る。
いつも行く銭湯の前に喫煙所があるんだけど、この前そこで煙草を吸ってたらお母さんと子供3人が銭湯から出てきた。三姉妹だ。
お母さん1人で子供3人を連れて銭湯行くって大変そうだなって思いながら眺めてたら、真ん中の子が自分の事を不思議そうな顔して見てきた。
手を振ってみたら、不思議そうな顔をしながら手を振り返してくれた。何を思うのだろう。
帰り道の足取りはめちゃくちゃ軽い。サウナには疲労回復効果があるのだ。雨が降ってなければ最高に気持ち良い。夏の夜風を感じながら帰宅する。サウナはあらゆる悩みに効く。血行が良くなり、リラックスでき、冷え性を治す。そして思考が前向きになる。
なぜ今までサウナと水風呂セットの良さに気がつかなかったんだろう。
サウナと水風呂の良さを知らずにいる人たちがたくさんいることはもったいない。
最近知ったんだけど、東京都の銭湯の料金は全て同じで460円らしい。
場所によって安い銭湯とかあるような気がするけど、全て統一されているらしい。
回数券の購入を検討してるんだけど、もしかして都内の銭湯ならどこでも使えるのだろうか。