何か聞こえる
なんかツイッターもインスタも面白いこと言えないし言いたいこと言いづらい。そもそも言いたいこと言って何になるんだとも思えてくる。
坂本慎太郎の歌詞で、愛より素敵なものだと、神より役立つものだとってあるんだけどそんな良いものがあるんだろうか。
坂本慎太郎って感情が揺れ動いたり何事にも感動したりっていう気持ちが弱くなってる気がする。燃え尽きてる感じする。
汚れた血を見てから、アレックスがデヴィッドボウイのモダンラブが流れて疾走するシーンは何でモダンラブなのか考えてる。
映画の雰囲気に合わない気がする。
モダンって言葉を調べると、「現代的」とか「最近」とか「流行りの」出てくる。
デヴィッドボウイはモダンラブの歌詞で、モダンラブを否定してる。
映画の中では愛していない人とセックスをすると感染して死ぬ病気が流行ってる。
アレックスはアンナを愛してる。
どれだけアンナに愛を伝えてもアンナには伝わらないんだけどね。
だからアレックスは苦しんでる。
周りから見たら、アレックスにはアンナに挑戦する権利すらなさそう。挑戦しても無駄に見える。アンナにあしらわれる。
アレックスは気づいてないのか気づかないふりをしてるのか。
多分気がついてる。気づいててもじっとしてられないんだと思う。アンナもはっきり言えばいいのに仕事手伝って欲しいからアレックスに良い顔する。
愛のないセックスはモダンラブ。
アレックスはそのモダンラブを拒否して走り出す。モダンを拒否してるデヴィッドボウイのモダンラブの中で疾走する。
もともとリーズっていう彼女がいながらリーズの元を離れたアレックス。
リーズとの関係はモダンラブだった。
だからアレックスは流行りの病気に感染してて、そこから抜け出したいって思いも同じようにあるのか。